2006年10月22日

immature

061021.jpg
描く絵は毎日かわります
昨日とすこし違う自分になってるから
力の加減もぜんぜん違う

さっき友達のところでマンダラのでっかい画集をみせてもらった
すごかった!
あああ、あの構図や色彩や細密さ=根気
カッぴらきっぷり
気合い入ってます
ワナワナうっとりしたなぁ

『一枚にどれくらい時間をかけるの?』と聞かれることがあります
今のところ3夜以上、一枚の絵に時間をかけれません
1晩、がーー!っと描いて
2晩目にファ〜っと描いて終わらすか
3日目に整えて終わらすか
時間が経ってしまうと、ちょっと違う世界観になってしまうから
(って本人にしかわからんくらいの変化なんかも)
でも4月に描いた「D.I.D.H」は1週間くらいかかったか
もっとほんまは行ったろか!って気分やってんけど
きれいな山のカタチになったからそこで終わらせた

一枚の絵に何日も何週間も何ヶ月も何年もかけるって素敵な情熱やね
すごく尊敬するし、憧れてる
すこしずつ、すこしずつ描いていって
でっかい作品つくりたいなぁ
でも、物理的なことをあれこれ考えてしまうので
一番には場所やな
どうやって紙を傷めずに出したり直したりするか...とか
大図で個展したときに、ケント紙の10mロールを買ってんけど
いまいちお気に入りのペン(中学生の時からの愛用品)と
硬すぎてしっくりこなくて
いつも使ってる紙で、でっかいのってないんかなー
なんて、わがままなこと思ったり(でも重要なポイント)
こんなん思ってるうちは、まだ未熟か
パッションの問題です
だからまだまだほっこり小さいサイズに描いてる

ほんで『下描きするの?』と問われますが
これという構図は最初からないので
とりあえずいつもだいたい左目から始まって
描いてるうちにどんどん広がっていく
手探りでひとり生まれたら
となりの人と目や口を共有してもらって
ぼよぼよ細胞分裂していってる
ほんで、ここにこんなんあったらええかもって
でっかい口からはみだす虚ろな目をした女の子とか
宇宙を吐き出す口とか細胞の橋にすわる女の子とか
下描きするときもあります
自分でも未知との遭遇やから
描いててすごくワクワクする
シャガールとか横尾さんとか好きやけど
やっぱり自分の絵が一番すき
自分が見たい世界を作れるのは
自分しかいないのです






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2006年10月20日

Eco

ecohell.jpg
ウアー
すこぶるHELLでも絵って描けるんですね
って、あたしは
逆に
HELLでないと真剣にどっぷり絵に向かえないのです
HELLであればあるほど、本領発揮
あの沼地へまた戻って
もう、わかってるんだってば
だって、描かないと死んでしまうんで
例えるなら、溺死やね
そこまで行かなくてもいいように
おえーーーーーーーーーーーって吐き出す
げぼーぎょぼぐええええおおおおおおおおぎゃあぎゃああ
たすけてえええぎゃー!!!うっう....
涙ボタボタ落としながら
それを速攻ティッシュで拭きながら
涙で絵がにじんだら嫌やから
今日は真っ暗な底なしのつぼの中に頭つっこんで
心のカタチをもよもよ探して
確認して
具現化した
だって
もったいないもん
今の自分のHELLっぷりを
無駄にしてはいかん
今の自分にしか描けない絵
明日になったら変わってる
それもよしやけどな
なるべく、死にそうな時に描いた方が
グッとくるよ
ぼーっとブルーに浸ることもあるが
そればっかりで終わってしまうのは
エコロジカルではない
HELLパワーってすごいんやから
悪いことじゃないとおもうよ
ネガティブパワーで生まれるものも
強いと思うよ
あたしには心地よかったりするよ
めちゃくちゃ苦しいけどね
乗り越えなあかん
誤解されたくはないのですが
決して邪悪な心ではないのです
どんなエネルギーにせよ
流さんとあかんの

こういう絵との向き方に
あーだこーだ
とおっしゃる方もいらっしゃいます
『もっと見る人がポジティブに(いい気分)なれる絵を描けばいいのに』
って、そんな......殺生な!
あたしは、見る人のために描いてるんじゃないので
それは、違うのです
それは意味がない
絵を描く目的がそれじゃない
あたしがやらなくても、他の人がやってくれる
そういう事を言う方からは
あたしの絵や、やり方は理解されないとおもう
が、ぜーんぜんええよ
色んなこと思って当然やね

別にいいねん
好きって感じてれる人もおるから

ありがとう

そいうわけで
TOP
に新しい絵をのせました


junmarie.com


posted by junmarie at 05:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | art | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

Montmartre

mon2.jpg
mon1.jpg
いまNHKでモンマルトルの話やってた
(この番組ってなんか散歩番組やねんけど、おもしろい)
モンマルトルはパリの18区あたりの街で
階段や坂道や小道がたくさんある
パリで一番好きな場所です
あたしは20歳の頃、
そのモンマルトルのすぐ下の9区[CADET]に住んでいました
学校まで歩いていけるって理由で
当時、そのアパートを選んだ
東京きてから、特に執着心もなく過ごしてきたけど
テレビなんかで見たりすると、やっぱりすごく懐かしくなる。
もっと、あの場所でいろんなことできたんじゃないか...なんて
まー実際に住むと、結構普通の暮らしを送るわけで
特になんかバリバリ動き回ってなんかやれへんよね
そーゆーバイタリティとゆうか
行動力あふれてる人も中にはいてはるやろうけど

あたしがパリを出てから
友達がモンマルトルに引っ越しして
(前にも紹介した娘です)
前回行ったときはそこのアパートにお世話になった
壁の色も自分で塗り替えたりして
バスタブも長くって
暖炉も普通にあったりして
(大変やから使わないけど、
あたしんちにも煙突そうじのおじさんがきた事あった)
すごい古い建物やから風情もあって
そして、広くて安い!
すんごいかわいい部屋やった!
日本じゃ、東京じゃ、賃貸でまず無理やもんね、そういうの
あーーーーーーーーー
住処ってめちゃくちゃ重要ですね。
常に引っ越したいって思ってる、自分
なかなかできませんが
ちゃんと季節を感じれる家に住みたいなあ

なんかモンマルトルから話それましたが
そう、そこは丘になっていて
てっぺんに白い寺院(教会?)が建っています
そこから、パリ市内を一望できて
空もどかーーーーんとひらけてて
めちゃくちゃ気持ちいいスポットなのです
あーーーーーーーーーー
今すぐぶっ飛んで行きたい
ともだちにも逢いたいなあ


あの丘の上でまた
ぼけーーーっとしたいワ



posted by junmarie at 01:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | diary | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

Le journal de junmarie

fancymarchen.jpg
もー!これどおよ!
『ファンシーメルヘン』やって!
しかも廃墟やし!
かなりキテるよ
いわゆるファンシーショップやったらしい
どんなファンシーグッズが売られていたのか
すごく気になる
こんな名前を店につけるねんから
そーとー瞳孔パックリな物を売ってたはずや
このネーミング
まじりっけなしで直球すぎて
心がくすぐったいわ!よじれるわ!
閉店したんはほんまくやしいなあ!


そういや、
薬王寺の前のお土産やさんで日和佐となんの縁もユカリもない
ベネチアのおみやげグッズが売られていた!
なんじゃ?と思わず、母と店内へ入り
仮面舞踏会なブローチを購入!!!
わー
キテるねー、かなり
しかも、あたしすでに違うデザインの仮面ブローチ持ってるし...
でも、2年前にベネチア行った時、なんか買いそびれちゃったから
でも、なんでよりによって日和佐で買っとんねん、あたし
むっちゃシブいやんか

というわけで、
この間行ってきました徳島県は日和佐(新・美波町)の旅日記を
DIARYページにのせました
あー時間かかった
左フレームの『DIARY』をクリックしてのぞいてみてくださいね



junmarie

posted by junmarie at 02:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | trip | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

i movie

cosmos_jm.jpg
真夜中にやることと言えば
マニキュアぬったり(とゆーてもあんまり手にはぬらんが)
自力で前髪切ったり(大概ガタガタになる)
カレー作ってぐったりしたり(カレーのごはんは五穀米がええね)
むかしの赤裸裸白書を(HELL日記)を読み返して 
ぜんぶやぶいてまお...と思ったり(でも大切やから保管)
と、いろいろやれることありますが
きのうは[i movie]をいじりました

あたしのヘボデジカメで撮った30秒の映像たち
花火とか灯台とかコスモス畑とか朝日きらめく目黒川とか.... 
あたし以外の誰が見ても
なんの興奮もエクスプロージョンもないやろう 
ほのぼのカット集
自分で映像をいじれるなんて考えもしてなかってんけど
なんか昔に
「Flashでquick timeを貼付けれるらしい」ちゅうこと聞いて
なんとなく
動画をデジカメからデスクトップに落として
Flash立ち上げて
その動画を読み込ませてみたら
およー!!カンタンにできたやん
なんか編集とかできるんちゃうか?と思って
はじめて [i movie]を立ち上げてやってみたら
なんか明るくしたり、ぼかしたり色かえたり
色々できることが判明
わくわくしたねえ
でも、いらんとこカットしたり
音を替えたりまではまだわからんねん
そこが重要やのに

勉強せななー
けっこうこういう作業すきやねー

映像とゆう
新しい分野が
あたしの中で始まってる
(小さくゆるく)
こういう時って楽しいものですね

なんかやりたいこと山積みで
全部やるには死んでも済まんやろうけど
この構想中の動画もjunmarie.comでみれるようにしたいなあ
スノードームもめっちゃ増えたし
なめちゃん記念会館(特別ページ)も作りたいし
服も撮影してアップしたいし
ブキー!!!

日和佐の写真日記がまず先やね
宣言しちゃったしね!

PS
今日の写真は 
日和佐の家の近くのコスモス畑です
ファンシーメルヘン!



posted by junmarie at 03:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | cinema | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

HI WA SA

ohama.jpg
いま両親がフランスから一時帰国中なので
この連休に徳島県は日和佐にいってきました
ここは、あたしが生まれてすぐから6歳まで育ったところで
今回は2年半ブリの帰省やった
(帰省ゆうても実家みたいなんはないけど、一応「ふるさと」やからね)
ほんで、日和佐は山も海も川も浜もなんもかわりなかったねー
ただ、どんどん人が少なーなってきてるだけ!もんだい?
ほんま、だいじょうぶ?ゆうくらい人歩いてへん

東京に山はない
ほやからあたしは山の中で育っただけあって
あの、いろんなミドリ色した山々みてほっとなったなあ
夜の山の輪郭もやばかった。
夜の黒と山の黒のコントラストが
あまりにも巨大で怖いくらいよかった

そう、夜もね
ちゃんと空が黒かったから
東京の夜空はなんか
灰色みたいなオレンジみたいなピンクみたいないろんな色ついてて
独特のもんがありますが
田舎の夜空って、真っ黒やから
そーゆーことも忘れてたし
いやもちろん知ってたけど、都会じゃ見れんから
ほれはよかったよ
オリオン座もどーんとでてきてて冬の訪れを感じた次第であります
ちょうど満月やったしね
昇る月の光が大浜海岸にひかってほーら、見事にきれいでした
ほんで、約20年ぶりに秋祭りに参加することもできて
父・兄がお神輿をかいてる(担いでる)姿も爆笑しながらみれたし
夏祭りにはない雰囲気を味わえたし&懐かしさもあったし
岬の上の温泉2回いって(めっちゃ眺め最高=海を見渡せる)
イカ釣りする兄ちゃんに付き合って岸壁でほげーっとして
(まったく釣れず、でもどんまい☆)
お母さんの料理を手伝ったり
お父さんと草むしりしたり
満開のコスモス畑で風に吹かれたり
きれいな空気すって
のんびりした時間を過ごしてきました。

絵を通じて日和佐とコラボ計画も発足したので
めちゃ楽しみでR!

フレッシュ★リフレッシュ!

写真日記は後日「PHOTO」か「DIARY」ページで作ろうと思っているので
そちらもぜひ見てくださいね



junmarie








posted by junmarie at 22:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | trip | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

HELLO HELL

fly.jpg
きょうの一枚
きょうの心の感じのそこんとこ
ぐねぐねしてて半透明で山の中にいると思ってたけど
(いざ山の中に入るとその全体像が見えなくなりますね)
いつの間にかゆっくり鳥っぽくなってて
白い雲の間を出たり消えたり
すべての色はあってないようなもの
すべて透明だといえばそうなのであーる

脳が霧に包まれてるのに(白樺の森)
BACK TO SWAMP, DRAMATIC HELL
思いのほか高い場所にいる絵がかけました(大気圏は超えてない)
HELLO AGAIN MY DREAMY HELL



posted by junmarie at 00:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | art | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

Bon retour

PJ Harvey の[STORIES FROM THE CITY, STORIES FROM THE SEA]が
めちゃめちゃいい
グッとくるわ
しびれるわ
きゃひ〜ん
もうこんなん聴いてると
内っかわからグオーって
しっとりしたパワーがあふれてくる

ほんで、これ聴きながら
今夜 描いた一枚をjunmarie.comのTOPに飾ってます
この構図とゆうかポーズは昔にも描いたことあったけど
また、さいきん描きたくなって、でも
もっと、細胞と溶けたかんじが見たい

060930_2356〜0001.jpg
そしてこちら、先ほど恵比寿ガーデンプレイス通過したときの一枚
街路樹の葉っぱがふしぎな色しとった
貝殻みたい
グッときた

わたしの季節(秋冬)
がまたきたんやね
ほんまうれしい
夏は創作意欲まったく沸かへんねんもん

やっぱり
陰と陽なら陰のパワーを受けて
創作するみたい
(わたくしは。)
夏はおもっきし「陽」やから
わたしは夏に冬眠=→夏眠






posted by junmarie at 02:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | art | 更新情報をチェックする
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